205系3100番台の車内
205系3100番台は仙石線で運用されている車両です。種車は山手線、埼京線の中間車(M19編成は南武線の1200番台が移籍)でサハを先頭車化改造しています。にしてもよくまとまったいいお顔ではないでしょうか。(もともと側面が直線基調ですし)
座席は緑色のモケットで背もたれの柄で着座位置を示しています。
優先席は赤と黒のストライプ?の背もたれにグレーの座面。
座席の形状と仕切りがいかにも一昔前の車両という感じですが座り心地は最近の車両よりもこちらタイプのがいいですね。
車端部はこんな感じ。壁にひじ掛けになりそうなスペースがあります。
寒冷地なので車いす・ベビーカースペースにはヒーターを設置。
乗務員室後ろの窓もそこそこ大きいので前面展望も楽しめます(少し色入ってますが)
仙台~石巻は1時間半近くかかるのでトイレを装備しています。
またこれまでも登場していますが、津波警報発令時の車外への脱出方法やお願いが掲示されているのがあの大震災の被災地であることを実感させます。
外からは改造跡がはっきりと、これはステンレス車体なので仕方ないですが
また半自動ドアのボタンが設置されています
(現在は新型コロナウイルス対策でドアは自動化されているような)
こちらはM8編成「マンガッタンライナー」
車内外に石巻市ゆかりの石ノ森章太郎の漫画キャラクターが描かれています。
なかなかこだわってますね。
「マンガッタンライナー」を含むM2-M5,M8編成の石巻より先頭車には2WAYシート(現在はロングに固定)が使用されています。こちらは赤っぽいモケット。そう多くないので会えたらラッキー、という感じでしょうか。
こういったバリエーションの豊富さも205系3100番台の魅力ですね。
ご覧頂きありがとうございました。