新白河駅
陸奥国と下野国の境界に位置する白河はみちのくの玄関口として長い歴史を持ちます。また白河藩主だった松平定信は江戸幕府で寛政の改革を行ったことでも知られています。
そんな歴史ある地域の玄関口がJR東北本線・東北新幹線の新白河駅です。
実はこの新白河駅、所在地は白河市ではなく、西白河郡西郷村(にしごうむら)に立地します。(新幹線ホームの一部は白河市にあります)
この駅は東北本線の磐城西郷駅(当初は磐城西郷信号場)として開業し、1982年の東北新幹線開業の際に新白河駅へと改称された歴史があります。
一日平均乗降客数は白河駅の615人に対し、2995人とかなり差がついています。
私が郡山から新白河まで乗り通した時も新白河まで乗車する人が結構いました。
東口
高原口(西口)
東口からはJRバス関東、福島交通、白河市循環バス、桜交通が
高原口からは福島交通が発着しています。
在来線ホームは
5番線、6番線、7番線、8番線となっています。このうち6、7番線はホームの中ほどで仕切られ白河寄りが7番線、黒磯寄りが6番線となっています。
これは2017年の黒磯駅完全直流化で東北本線の列車の系統が当駅で分割されたためです。
6・7番線の間には立派なコンクリートが鎮座しています。
7番線に停車中の701系1000番台が先頭の郡山行き
前述の理由により仙台地区の交流電車は当駅から先に入線することは無くなりました。
6番線に入線するE531系3000番台
キハ110形が運用に入っていた時期もありましたが、現在は交直流電車のE531系5両編成に統一されています。このお顔に首都圏っぽさを感じます。
ワンマン運転のため、監視カメラが設置されています。
新白河~黒磯の列車、休日の日中でしたがそれなりに乗客がいて驚きました。
本日もご覧頂きありがとうございました。